作家の横顔、記念すべき第一回目の今回は……

Twitterコミュニティ&Discordサーバー「モウソウカクメイ評議会」に参加して頂いている。絵描きさん。
瑞梨みなと(Minato mizunashi)さんにインタビューを受けてもらいました。
========瑞梨みなとさんはこんな人========
ペンネーム:瑞梨 みなと(みずなし みなと)
公式Twitter:
執筆活動媒体:Pixiv/ポイピク/配信者向けイラスト/小説作品への挿絵など。
執筆歴:後述するインタビューにもある通り、物心がついたときから現在に至るまで。
■ 作品公開場所
Pixiv - 瑞梨みなと

ポイピク - minato/NK

「絵を描き始めたきっかけって?」「いつから描き方を気にする様になったの?」様々なタッチが魅力的なこの描き手に。インタビューするのは、モウソウカクメイ主宰の藤 秋人です。よろしくお願いします。
では、早速。瑞梨みなとさんの素顔に迫っていきたいと思います。なお、インタビュー自体は二〇二二年五月三日に行いました。快く応じて下さった瑞梨みなと先生、ありがとうございます。
Q.絵を描き始めたきっかけはどういうところからですか? 幼稚園から始まり、小学校中学校高校……親が会社のマニュアルの裏紙を持って帰ってきて。それを使って、鉛筆やボールペンで手を動かしているのが好きでした。巷で言う所の、学校のプリントのわら半紙や、授業中のノートの片端。それこそ例えばノートの上の方にある白い余白とか。ああいう所には何かしら描いていましたね。
Q.「自然に手を動かして絵を描いていた」と言うお話でしたが。どのあたりから、描き方を意識するようになりましたか。 何事も段階的な感じがします。中学時代は演劇部で、プログラムの冊子を刷るのですけれど。それに、挿絵を入れるだとか。部活の勧誘ポスターの制作などでしょうか。アタリを気にする様になったのが、その辺り。ペンタブレットを買ったのが中学三年生なので、この頃から「絵を描くぞ」と言うのはあった気がします。高校に入ってからは……そんなに一生懸命やってたかな?(笑) あんまり覚えてないかも。
大学に入って、漫画研究部に凄い人がいて。思わず「あー、人体ってこう描くんだ」みたいな。実際、その人達の中から東映動画とかに入った人もいるくらい。いやいや本当に、真面目に絵と向き合っている人が沢山いました。その時、一度「ああ、私にはこんなレベルの絵は描けない」そう、思ったりもしました。けれども、後々考えると、そういう人達からちょっとずつ刺激は貰っていたと思います。
ただ、ちょっと勉強して。「うーん」と唸って。好きな絵を描いちゃう。今も、たまに頭の中で「今日は〇〇を勉強するぞー」というのが入ってくることがあって、その時は熱心なんですけど……総じて言えば、あんまり真面目に描いているとは言えないかも知れませんね。
Q.プライベートなお話になって恐縮ですが、お仕事は絵に関係する。またはそれに類することをやってらっしゃるのでしょうか。 パソコンを勝手に使っていい環境があったので、新しい環境やソフトを覚えるのが結構好きかも知れないです。絵を描くより、お絵かきソフトを使って絵を描くのが楽しいと言うのが大きい気がしますね。パソコンいじりが楽しいというのがありまして。その延長線上で、IT系に入っていたと言うのがあります。「えっ、新しい環境と仕事? やります」みたいな感じで。
それこそ、絵だけではなく、UTAUとか音楽系のソフトや色々な物に手を出している感はあります。絵はそれこそ、たまたま描いている。そんなところかな。
Q.瑞梨さんは、最近バーチャル配信アプリ「IRIAM」で活動される方の立ち絵なども、提供されていますね。その出会いなどについて簡単に教えていただけませんか。 なんであの手のアプリを入れたんだろうなぁ。そう、なんとなく……別の配信アプリを入れて、最初に入った配信枠の人の絵を描きました。今までYoutubeとかは見てましたが、初めて配信アプリらしい配信アプリを入れて。「あ、こんな(配信者とリスナーの)距離が近いんだ」と何度か通う様になって仲良くなり――その方が別アプリからIRIAMをやりたいと言う時に「IRIAMをやってみるから、みなとさんの絵がいいな」と言って頂いたのがご縁です。本当に今でも、恐縮と言うか、ありがたい限りです。うん、すっごく輝いてなぁ。あの子。「天使がこっち見てる」みたいな(笑)それが、二〇二一年の十月くらいの話ですね。
Q.最近はどんな絵を中心に描いてらっしゃいますか。近況をお聞かせください。 今は、ご縁で色々なご依頼をいただいていて。それに取り組んでいる様な状態です。他にも、誰かの誕生日であるとか。配信者さんのファンアートや、グッズを作るから絵を描いてほしい。文章作品の挿絵が欲しいなど。ありがたいことに様々なお話を頂いています。
Q.最後に今回、この取材を受けてみて改めて思ったこと。気づいたこと、伝えたいことはありますか。 ゆるゆる好き放題描いている私の絵を「好き」とか「私にも描いてほしい」と言ってくれる人達に感謝するばかりです。人に「この子のこういう絵があったら素敵だよね」と描いたものを見せて「いいね」と言われるのが、原動力かも知れないなあ。